靴についての質問です。
□靴は機能性も大事だと思うが、それ以上に「カラー」や奇抜な「デザイン」を重視してしまう
□あえて大きめのシューズを購入する
□大きめの靴でもヒモで調節すれば問題ない
□靴のサイズに余裕がないとマメが出来ると思う
□軽くて柔らかい靴は歩きやすい、走りやすい
□靴屋さんでは店員さんが進める靴やサイズを購入する
□脱ぎ履きしやすいようにいつも靴ひもはゆるゆるだ
どうでしたか?チェックがゼロの人はまずいないと思います。これらは靴の常識ですものね。
しかし、これらはすべて間違った靴に対しての常識ですと言ったら驚きますか?
【シューズ選びの意識が低すぎる日本人】
シューズ先進国のドイツでは、幼少期のシューズ選びこそ成長の基盤になると位置づけ、2、3歳児検診はもちろん、6歳から成人になるまで何回も足のチェックをします。
そこで内反足や外反足の傾向がみられた子供は、シューズマスターがいるお店に行かせ、それ以上に足が悪くならないように国がバックアップをしています。
一方日本はというと、足や靴が健康に深く関わるという認識があまり浸透していません。
ですので、子供に対して、何の教育も啓蒙もされていないのが現状だと思います。
そのため底が平らな学校指定の内履きや体育館靴、脱ぎ履きしやすいだけのおもちゃのような靴を履き、足がドンドン悪くなっている子供が増えています。(子供の運動量が減るにつれて、
足が悪くなる子供が増えている印象があります。)
靴が日本に入ってきたのは文明開化の頃でした。まだ150年程前です。それまでは草履・下駄を履き、すり足の文化で、履き物を脱ぐのが習慣でした。
その際、形だけ靴というファッションを取り入れて、その本質の文化を学び吸収出来なかったため、現在のような足が悪い人間が増えてしまったのだと思います。
【履き物は大切】
履き物は体の健康にとって、とても大切なものです。体のあらゆる症状や病は体の構造が
崩れることによって起こります。
足は体の構造の土台となるところです。構造の崩れからくる腰痛・肩こり・膝の痛み・不定愁訴など様々な症状の根本原因に足の崩れが関係しています。
そのため、どんな靴をどのように履くかが健康に大きく左右します。実際、「靴を変えただけで病気が治った!」なんて方が本当にたくさんいらっしゃるのです。(ウソみたいだけど本当ですよ!)
肩こり、頭痛、腰痛などでお悩みの方、鎮痛剤が手放せなくなっている方、自律神経症状でお悩みの方、一度自分の足元を見直してみることをお勧めします。意外なところに原因が隠れているかもしれませんよ。
足と姿勢と食べ物を変えて、未来を変えていきましょう!!