整骨院、整体院でたくさんの方を診させて頂き、足の崩れと同様に私たちを悩ませるのは
「反り腰」
いわゆる「出っ尻鳩胸」状態です。
一番右側のイラストが反り腰です。皆さん自覚症状もなく、危機感も薄い。ですが、この反り腰を改善すれば、今あるたくさんのお悩みが連鎖的に解決していきます。
ではまず以下のチェックリストをご自分で確認してみて下さいね。
□おなかポッコリ
□太ももの裏がぷよぷよ
□お尻が垂れている。横に広がっている
□太ももの前が太く張っている
□太ももの横が張り出ている
□腰痛もち
□内股傾向
□背中張っている
□前屈すると痛い
どうでしたか??
「4つ以上」
付くようなら、反り腰を疑った方がいいでしょう。
【なぜ反り腰はよくないのか??】
下半身では、
1、「おなかぽっこり」
2、「下半身太り」の原因になります。
上半身では
1、「首肩コリ」
2、「頭痛」
3、「猫背」
の原因になるからです。
なぜか??
1、下半身について
反り腰になり、骨盤が歪んで開くと、骨盤の上にある胃や腸などの内臓が、開いた骨盤に落ち込み内臓の位置が下がります。その結果、下腹部が圧迫され、おなかポッコリになってしまいます。
また反り腰になると、前重心になるため、太ももの前側の筋肉を使って姿勢を維持するため、筋疲労から足の前側が太くなります。
さらに、前重心になり、太ももの前側の筋肉を使って、姿勢を維持するようになると、股関節周りや臀部まわりの筋肉が使えなくなるため衰えます。
これらの筋肉が衰えると、股関節の引き付けが弱くなるために横に張り出します。そのためお尻、太ももが横に太くなるのです。
そのため、血液やリンパの流れを阻害し、下半身に老廃物がたまり、むくみやすくなるため、下半身太りになるのです。
2、上半身について
反り腰のイラストをみて頂くと腰を反っておなかが前に出ると、前にいったバランスを腰より上の
肩や首を前に出してとろうとします。
そのため肩や首の筋肉が緊張し、「首・肩コリ」「頭痛」の原因になるのです。
【なぜ反り腰になるのか??】
腰の深層筋(インナーマッスル)や臀部周りの筋肉や股関節につく筋肉が衰えると起こります。
またハイヒールを履く人など、普段から腰を反った姿勢を長くとる方がなりやすい傾向にあります。
【どんな人が反り腰になりやすいの?】
1、座っている時間が長い人→腰殿部の筋肉が衰えます。
2、足を上げずに歩く人→股関節に付着する筋肉などが衰えます。
3、ヒールが多い人→前傾姿勢になりますね。
4、うつぶせでスマホや読書をする人→実はこれが結構多い!!
【改善方法は??】
「普段どのように生活したらいいの??」立ち方、歩き方、座り方、寝方それぞれ解説していきます。
①「立ち方、歩き方」
お尻をキュッとしめて、お腹にも力を集めます。骨盤を立てるイメージで、突き出ているお尻を前方向へ突き出します。※腰の力を抜くのがポイントです。腰に力が入ると、反りが出てしまいます。(また動画で配信しますね)
②「座り方」
無理に姿勢をよくしようとせず、背もたれに体重をあずけます。(これもまた動画で)
③「寝方」
一番してはいけないことはうつ伏せです。反り腰の方は上向きで寝ると、腰が浮き腰に負担がかかります。膝の裏にタオルやクッションを入れると、腰が浮かなくなり腰の緊張が和らぎます。
※この時、足を持ち上げすぎて、踵が浮かないようにするのがポイントです。
【筋肉にお刺激をいれて、 本気でに反り腰を改善したい人は・・】
1、三角のポーズ(殿筋)
2、ボールを押し込む
上向きで寝て、腰の下にゴムボールを入れます。
ゴムボールを押しつぶすイメージで、首を軽く上に上げながら、腹に刺激を入れていきます。
3、コアレ(EMS)を使用する
当院ではインナーマッスルに刺激を入れて鍛える「コアレ」を導入しています。
4、はぐくま整骨院の整体では・・緊張している筋肉は手技で緩め、弱っている筋肉は筋肉に刺激を入れてバランスを改善させていきます。
はぐくま整骨院の腰痛ページ⇩⇩
こちらも参考にしてくださいね。
https://seikotsu-matsuyama.com/contents/youtsu/
足と姿勢と食べ物を変えて、未来を変えていきましょう!!