こんにちは!
はぐくま整骨院の宮田です。
最近よく話題になる「ストレートネック」
はぐくま整体院でも「私はストレートネック」ですか?
とよく相談を受けます。
ストレートネックの検査法
一番簡単で、納得感のある検査の仕方は、上を向いて、真上の天井が見れるか否かです。
どうですか?
あなたは大丈夫ですか?
症状として、「首の痛み」、「肩こり」、「上を向くと痛い」などがあります。ひどくなると、「腕のしびれ」や「だるさ」・「頭痛」など。
もっとひどくなると、「めまい」・「耳鳴り」・「吐き気」や「上肢の脱力感」を訴える場合があります。
なぜ、こんなことになるのでしょうか?少しでも楽になりますようにヒントをお伝え出来たらと思います。
首の骨格は本来、「前弯」といって前にアーチがかっていますが、その首が真っ直ぐになるということは、首の筋肉に長時間負担をかけたり、力を入れることによって起こります。
一番メジャーな動作は「デスクワーク」です。最近はスマホの長時間の使用なども問題ですよね。
特にデスクワーク中の二種類の姿勢に問題があります。
【ストレートネックとなるデスクワークの姿勢A、B】
【タイプA】
一つ目のタイプは、ディスプレイを覗き込むように、首を前に出し、アゴをあげた状態で長時間デスクワークする方に起こります。
首を前に引き寄せる筋肉で頭を支えるために、首が前の方に引き寄せられて起こります。
試しに椅子に座っている状態から、同じように首を前に出し、顎を上げます。この状態から、顎のポジションを変えないまま、上半身を真っすぐに戻してみて下さい。
どうでしょう?
胸が張り、首の後ろが詰まった状態になり、ストレートネック状態になりませんか?
要するに、少し気づきにくいのですが、「普段のデスクワークの状態で」首を真っすぐにしているということです。
【タイプAの特徴】
このタイプの方は、普段から顎が上がっており、首の根本(頭と首の付け根)が詰まった感覚を訴え、首を後ろに反らせないのが特徴です。製図やプログラミングなど細かいパソコン仕事を生業にされて、やや男性の方が多いと思います。
【タイプAに対する施術】
首の深層筋で、頸椎の前に付着する「頸長筋」という筋肉や頭と首の付け根にある「後頭下筋」という筋肉を緩めます。お腹の筋肉が硬くなって、前かがみになる傾向もあるので、腹にある腰の深層筋も緩めていきます。
★【タイプB】
二つ目のタイプは、デスクワーク中、背もたれを使わず、腰を立てて座り、腰の筋肉に力を入れて、反り腰でデスクワークしているタイプです。
子供の頃、「背筋を伸ばして座りなさい」と躾けられ、「背筋を伸ばして座る姿勢が正しい」
と思っている方がこういう姿勢をとられます。
この姿勢を維持するためには、胸を張らないととれません。胸の筋肉が緊張すると、首の筋肉が前に引っ張られて力が入るため真っすぐになります。
こうして腰から首の先まで真っすぐの姿勢になるためストレートネックになるのです。
【タイプBの特徴】
姿勢を良く見せたいと思っている女性に多いタイプです。「美しい姿勢」=「胸を張った姿勢」と
間違った考え方をもっていることが原因です。
常に背中に力を入れて姿勢を維持しているので、いつも背中がパンパンです。背中が張ると、自律神経症状がでるので、「頭痛」や「めまい」、「耳鳴り」をよく訴えます。
【タイプBに対する施術】
正しい姿勢の取り方や正しい座り方を伝えて、認識を変えていくことが一番です。
施術としては、背中の緊張と、胸の緊張を丁寧にとっていきます。
また、脇に付着している「広背筋」という筋肉を緩めていきます。この筋肉は、胸を張ったり、
背中を伸ばす時に使われる筋肉です。この筋肉を緩めると、背中と胸の緊張が和らぐため、
頸の筋肉も和らぎます。
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足と姿勢と食べ物を変えて、未来を変えていきましょう!!