こんにちは!
はぐくま整骨院・鍼灸院の宮田恵一です。
昨日松山市在住で30代の男性がしつこい坐骨神経痛を訴えて整体にいらっしゃいました。
この方は体を動かしたり、運転をする仕事をされていました。
症状としては特別どこかの筋肉が強く張っているとか、骨格のゆがみがあるというわけではありませんでした。
前屈や後屈など指標となる検査をしても特別痛みがでるわけでもありません。
しかし、ちょっとした時に坐骨神経痛がででる。
こういう患者さんはたまにいらっしゃいます。
そして結構苦戦することもあります。
今回はこんな患者さんの整体について考えていきましょう。
【整体をしてもとれにくい坐骨神経痛と手足のむくみ】
こういったお客様の共通点で多いのが、長距離の運転と体の「むくみ」です。
なぜ長距離運転するとむくむのか?
やはり体を長時間動かさずに、
神経を使うので、血流が悪くなったり、
「交感神経優位」になるためもあるでしょう。
しかし、それが主要な原因の患者さんは数回の整体でだいぶ良くなります。
問題はそれでも毎回症状が戻る患者さんがいることです。
整体してもこのなかなか治らない患者さんの共通点として気付いたことは、「四肢(腕や下肢)が異常に重い」ということでした。
整体中補助しながら腕を上げてもらうと、鉛が入っていると言わんばかりに、ずしんと異常に重いのです。
最初の頃はどういう状態か分かりませんでしたが、そう異常に「むくんで」いるということが分かってきました。
このむくみは整体をしても次回来院時にはまたもとに戻ってしまうのです。
【なぜこんなにむくみが取れないのか?】
同様の症状の方にその都度整体中にヒアリングし続けていたのですが、
最近やっと共通項を見つけることができました。
それは・・・
日常的に体がむくみ易い、「白砂糖や酸化した油」をたくさんとっているということです。
そして「水分補給に水以外のものを代用している」ということでした。特に多いのが「コーラなどの炭酸飲料」でした・・・
そうですよね。
コーラなどは炭酸水に白砂糖を入れて甘くしているというよりは、白砂糖を溶かして液体にするために炭酸水をつかっているようなもの。飲めば飲むほど、体に老廃物をため込んで、それを薄めるために水分をため込んでしまうので、体はむくんでしまいます。やれどもやれどもむくみがとれないわけです。
この患者さんも筋肉への整体と胃や腸など消化器系へのアプローチ整体をすることによってだいぶ改善するようになりました。
もちろん水分補給自体も「水」を取るように改善して頂いたのは言うまでもありません。
足と姿勢と食べ物を変えて、未来を変えていきましょう!!