こんにちは!
松山市で神経整体をしております
はぐくま整骨院の宮田です。
今回は、「ばね指の原因は肘から」
というお話をしていきます。
昨日は、松山市の50代の女性で、
ばね指の患者さんが整体でいらっしゃいました。
この方は、松山市内の花屋に勤務されている方で、
花を切る際にハサミをたくさん使用することが
原因のようです。
【ばね指の症状】
・指を曲げると伸ばせない、
無理に伸ばすと痛い。
・指を曲げた際に、
急にガクッとバネのように曲がってしまう。
・最も多い訴えは、朝起きると親指が曲がった状態で、
無理に伸ばすと痛い」というものです。
【特徴】
・関節の炎症症状です。
・50歳~60歳の女性に多く、
特に更年期や妊娠中の方に多い症状です。
・スポーツ選手・よく指を使う職業の方などによく見られます。
【初期症状に気づき、早めに対処が肝心】
グーしたときに拳になるところ(MP関節)がありますね。
その反対側の手のひら側のやや手首よりを
反対の手で触ってみてください。
指を曲げた際に、そこに痛みが出るようなら
初期症状が出ています。
初期の段階でこの症状に気付けて、
早めに対処できるかが肝心です。
【ばね指の診断】
グーしたときに拳になるところ(MP関節)がありますね。
その反対側の手のひら側を反対の手で触ってみてください。
そのまま指を曲げ伸ばしします。
そうすると皮膚の下でコリコリした出っ張りが
移動するのがわかる場合は「ばね指」ということになります。
【やってはいけないこと】
関節に炎症を伴う症状ですので、
「無理に引っ張る」
「強くもむ」
「温める」
などの行為は炎症を強める行為になりますので
してはいけません。
【なぜ肘から腱鞘炎になるのか?】
やっと本題に入ります。
「ばね指」や「腱鞘炎」などの方に
共通の特徴があります。
それは手首が内に捻れていること。
想像してみて下さい。
パソコン・スマホなど、現代の作業は
みんな手のひらを下にして作業するものが
主ではありませんか?
バイクの運転も
どっちかというと車のハンドルを握るときも
そうかもしれません。
拳に力を入れると手首が内にまわるためだと思います。
実はこの「長時間手首が内側にまわっている問題」
が腱鞘炎の原因になるのです。
どういうことか?
肘から下は二本の骨(橈骨と尺骨)
で出来ているのですが、
手首が長時間内側にまわっていると
肘の関節に負担をかけるため、
外側の橈骨が手首側に
押し込まれる形になります。
すると橈骨が手首側にずれて、
手首より手の方の骨(手根骨)を
押し込み、手首の動きを悪くし、
手首を硬くします。
このため常に手首回りに力が入り、
筋肉を緊張させ、
指のスムースな運動が阻害されてしまい、
ばね指、腱鞘炎を引き起こすのです。
【橈骨の下垂を改善する施術】
手首の内捻れを誘発させる筋肉や筋膜の緊張をゆるめながら、
内捻れを改善していくことがポイントになります。
橈骨の上端部(橈骨頭)を内捻じりの状態から
外捻じりの状態に動かしながらあげていきます。
【橈骨の下垂を改善するセルフトレーニング】
動画をご覧ください。短い一分程度のものになります。
https://youtu.be/gYj3xH0wPJY
足と姿勢と食べ物を変えて、未来を変えていきましょう!!