はぐくま整骨院 鍼灸院へは様々なお身体のお悩みで来院される方が多いですが、その方たちがそのお悩みと一緒に解決したいものに「骨盤」「姿勢」と言われる方が多いです。
多くの方が自分は姿勢が悪い、骨盤が歪んでいるから症状が出ているのではないのかと思われています。自分の腰の痛みや様々な不調が「骨盤」からきているのではないかと推測されているのがと思います。
確かに骨盤がゆがむと腰の痛みや坐骨神経痛、様々な自律神経症状、自律神経失調症、頭痛、内臓的な不調なども引き起こします。
ではなぜ骨盤はゆがむのでしょうか?
今日はこれを一緒に考えていきましょう!!
なぜ骨盤はゆがむのか?
「足を組むこと」、「座り方」、「体の使い方」、「仕事で偏った動作を反復継続的に続けること」。
確かにこれもその通りです。
しかし、左足を上にして組むのは、右の骨盤が後ろにいっているためであり、人と話しながら歩くときに、左に立たれると落ち着かなく、右に人がいると落ち着くのは、右の骨盤が後ろに開いているからです。
つまり動作が先で骨盤がゆがむのではなく、ゆがみがあるから動作に左右差が生まれるのです。
【軸足が関係する骨盤のゆがみ】
ではなぜこのような左右差が生まれるのでしょうか?
それは人間の軸足が関係してきます。
人間だれでも、左右どちらかに軸があり、その関係で左右差が生まれます。
軸足側は、軸側なので足の内側が緊張しやすい
骨盤は前に倒れながら後ろにゆがみます。
軸足と反対側の足は外側が緊張しやすい
骨盤は後ろに倒れながら前にゆがみます。
つまり、人間の体は元来ゆがみをもった生き物なのです。ゆがみが全くない人間など存在せず、ゆがみこそその人の個性を形作ると言っても過言ではありません。ゆがみを必要以上に問題視するのは間違いです。
問題はゆがみがひどくなって自分では改善できなくなることです。
本来人間は睡眠によってゆがみを改善していきます。睡眠中の休息、重力からの解放、寝返りなどによってゆがみを無意識に調整していきます。そうなんです。寝返りは、ゆがみを無意識にとるために行われている自力整体なのです。
なので寝返りが出来ない状態で睡眠をとると、よく腰が痛くなったり、坐骨神経痛になります。
次回は
ではこの「ゆがみがひどくなって自分では改善できなくなる」
状態とはどうやって判断したらいいのでしょうか
一緒に考えていきましょう!!
足と姿勢と食べ物を変えて、未来を変えていきましょう!!