先週、東京ビックサイトで開催された「健康博覧会」に行ってきました。あれもこれもいいものだらけ。欲しいものだらけ。
とても一日ではまわりきれない。
「これがあったら〇〇さんに役に立つかな?」
「これを提案したら〇〇さんに喜んで頂けるかも」
そんなことを考えながら、楽しんできました。
「よし来年にはあれもこれも導入して、もっとたくさんの患者さんに喜んでもらえるように
院をよりよくしていくぞ!!」
と気合いとワクワクと少しの焦りを感じる一日でした。
最近過去の足首の捻挫が原因で、背中の痛みと肩こりになった患者さんがいらっしゃいました。
もちろん患者さんはこの関連性に気付いてはいません。しかしこのパターン、実は結構あるんですよ。
この方は松山市の大学生の女の子で、授業中などしばらく座っていると、左の背中と左右の肩こりがひどくなり、頭痛や吐き気も伴うという重症例でした。
私「肩こりや頭痛などの症状はいつくらいからですか?」
患者さん「高校2年生くらいからです。」
私「それでは結構しんどかったですね。
長い間苦しまれてきたんですね・・・。」
「その頃に思い当たるきっかけはあった?」
患「いや特に・・・」
私「部活はしてた?」
患「陸上部です。」
体のゆがみがひどい。
私「家で横座りなどしていませんか?」
患「は・・・・い。たしかにそう言われれば・・・・」
骨盤が前後に歪んでいるときは、たいがい当てはまります。
私「ご飯を食べているときですか?」
患「はい」
私「以前陸上で足を捻挫したり、怪我したことはある?」
患「あ、そういえば左の足首を捻挫したことがあります。」
私「それはいつ頃?」
患「高校2年生の頃です!」
ビンゴ!!
私「正坐をすると足首が痛くなるから崩しちゃうんでしょ」
患「そうです!」
すいません長い問答でしたが、習慣的に横座りをしていたため、骨盤がゆがみ、足先を右にして崩していたため、左の背中に負担をかけていたのです。
これは実際にやって頂くと分かります。
こんな風にするとちょうど左の背中が曲げられ負担がかかるでしょう。
この方は左の足首を動かすとやはりコキコキ音がし、痛みを訴えました。関節がずれているサインですので、足首の整体で調整をしました。
これでだいぶ良くなると思います。
患者さんの痛みの真の原因を見つけるために、問診の際は以前の既往(ケガや病気の経験)をしっかり確認することを心掛けています。実はこれが結構大切なんです。
患者さん本人は「ずっと前のケガだから、今の痛みと全く関係がないから」と思っていますので
確認しないとなかなか話してもらえません。
でも実は、過去のものほど痛みの原因になっていることがよくあります。
それは長い年月かけて、体を歪ませていたり、負担を蓄積させているからです。
みなさんも治療院に行く際は、「こんなこと言っても仕方がないかも」と思わずに過去の既往歴も話してみるといいですよ。先生が意外な原因を見つけてくれるかもしれません。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
詳しくは肩こりのページをご覧ください
https://seikotsu-matsuyama.com/contents/kata/
足と姿勢と食べ物を変えて、未来を変えていきましょう!!